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装置の原理 |
有機分子の分解反応に基づく生成イオンの質量を記録します。すなわち電子衝撃によって生じさせたイオンを検出することによって,有機化合物の分子 量を測定でき,さらにフラグメントイオンの解析により分子の構造を推定することができます。
操作方法と利用範囲 |
本装置にはNISTライブラリの化合物構造式データベースが75,000化合物についてインストールされているので,構造式が未知の化合物の検索 が容易です。EIの選択イオン検出(SIM)モードにより,fgでの定性・定量が可能です。NCI法も可能で,ハロゲンを持つ環境ホルモン様化合物類の検 出にも適します。
申し込み窓口 |
福吉 修一 活性相関物理化学研究室(薬) 076-234-4483
申し込み及び利用の仕方 |
本装置を初めて利用する場合には,必ず本装置の使用経験者の付き添いのもとに行い,充分に習熟後使用のこと。使用希望者が多い場合には不定期に使
用講習会を開催する予定です。利用申し込みは,管理担当者に連絡し,他の利用者との日程調整を行って下さい。
ガスクロマトグラフ用のキャピラリーカラムは使用者で用意して下さい。